REIT購入チェック②
安全性や利回りの安定度を予想する上で、特に重要なのはその投資法人がどの地域の、どのような物件に投資しているのかという点です。
たとえば、東京圏などの大都市圏の都心近くの最新設備を備えた大型のオフィスビルが中心になっているのであれば、空室のリスクはほとんどないといってもいいかもしれませんが、その分取得価格が高くなり、投資利回りは低くなる可能性があります。
安定性は高いので、長期間保有してその間に分配金を得て収益を確保していくという考え方であれば、最適の銘柄ということができます。ただし、そうした銘柄は価格的に高いのが一般的です。
これに対して、地方の物件や、商業施設、賃貸住宅なども投資対象とする銘柄は、比較的安く物件を取得できます。それに対して賃料には価格ほどの差はありませんから、相対的に利回りは高くなります。
その分、経済基盤が脆弱なため、テナントの確保には都市圏と比べると、リスクがともなう面があります。
また、賃貸住宅はオフィスビルは商業ビルほどに利回りは高くありませんが、空室リスクが小さく、収益は安定しているメリットがあります。そうした点を考慮しながら、個別の銘柄を比較検討するようにしましょう。